【来年秋】須坂市のイオンモール　オープンに向けて高まる疑念について

どうなる？　須坂市にオープン予定のイオンモール

🌟この記事はこんな方にオススメ

✅長野地域の最新情報を知りたい
✅須坂市周辺に住まいがある
✅イオンモールにお買い物に行く

今回は諏訪地域の子連れママさんから「来年秋に須坂市のイオンモールがオープンするらしい」と情報をもらったので、今議題となっている須坂市イオンモールオープンへの不満について、その詳細をまとめてみました！

須坂市にイオンモールがオープン！

イオンモール須坂は、2025年秋に長野県須坂市で開業予定の大型商業施設となります！

このモールは、約6万3千平方メートルの売り場面積を持ち、地域全体から広範な集客が見込まれています。

この新しい施設の開業により、地域経済に影響が出ることが予想され、特に隣接する長野市内の商業エリアでは、客の流出や労働人口の減少が懸念されています。

長野商工会議所や商店会は、「共存共栄」を掲げ、対応策を模索しているものの、依然として不安の声が聞かれます。

須坂市イオンモール　オープンに高まる疑念

須坂市で来年秋に開業予定の大型商業施設「イオンモール須坂」に対し、長野市内の商店会や長野商工会議所が、顧客減少や労働力流出に対する懸念を強めています。

商工会議所や長野市は「共存共栄」を掲げているものの、具体的な対応策は模索中の状況です。

こうした中、市内の商工団体は荻原健司市長に対して連名で要望書を提出し、市の対策強化を求めました。

市街地から人が遠ざかる

JR長野駅前に店舗を構える店主は、既に市の郊外にある商業施設へ人が流れ、市街地の空洞化が進んでいると現状に不安の声を上げています。

こうした中、隣接する市で広範囲からの集客を見込んでオープンするのが、売り場面積約6万3千平方メートルを誇る「イオンモール須坂」です。

イオンモール松本と状況は同じか⁉︎

イオンモールと聞くと、イオンモール松本のオープンに伴った松本市の市街地の現状です。

2017年にイオンモール松本が開業した後、松本パルコが2025年2月に閉店することが決まり、百貨店の井上本店も同年3月末で閉店する予定です。

このような現状から、長野商工会議所でも「長野でも、各商店が積み上げてきた努力が一瞬で失われるのではないかと不安を感じています」と心配の声が上がっています。

この不安は、市街地から離れた長野市南部にも広がり、一部の有識者は「須坂とは距離があるものの、客も人手もイオンに奪われる可能性があり、不安です」と同じく心配していました。

篠ノ井は「好調」のはずだが…？

JR篠ノ井駅前はこの2年間で新たに5店舗が増えるなど、今は空き店舗がない状態で「好調」なにあります。

アイスクリーム店
プリン店
写真スタジオ

など、若年層をターゲットにした店が次々と開業しましたが、この好調がイオンモール須坂のオープンにより水を差される可能性があるのではと予測をしています。

さらに従業員の募集も各店舗の大きな課題となっています。

多くの店がアルバイトやパートを募集しているものの、人手不足が深刻で、中には営業日を減らす店舗まであるそう、、

こうした中、店舗規模としては大手であるイオンが高い時給で募集をかければ、さらにパートやバイトの募集が難しくなる」と不安も上がっています。

かつてもイオンの大型店が篠ノ井東福寺でも計画されましたが、市が2006年に農地保全などを理由に「出店は困難」と判断し、イオン側は計画を断念しました。

今回は隣接する市への出店が決定しており、工事は着実に進んでいます。

市と大手の共存共栄を目指す

長野市は、イオンモール須坂の開業を見据えて「共存共栄」の道を模索しています。

長野市は商店街の活性化を図るため、イベントに対する補助金制度を設けたり、キャッシュレス決済の導入費用を支援したりすることで、事業者の競争力強化を目指しています。

また、イオンモールの来客が善光寺周辺をはじめ、北信地方全体を巡るような施策も検討しているそうです。

そしてイオンモール本家は取材に対し、イオンモール須坂の開業による雇用や、北信地方の活性化にどのように協力するか、長野市との協力については「具体的なコメントはできない」と答えました。

ただし、北信地方の活性化に繋がる施設作りに関しては「須坂市を含む近隣市町村と協議を進めていきたい」と答えています。

まとめ：イオンモール須坂市　まだまだ課題はありそう

今回は諏訪市にお住まいの子連れママさんから、ら「イオンモール須坂市が来年秋にオープンするらしい」と情報をもらったので、オープンに向けた課題などをまとめてみました！

大型の店舗ができるということは、お店の利用者となる僕たちは「楽しみ」としか思いませんが、小規模でお店を切り売りしている店舗や地域の活性化まで考える市には、楽しい以外の課題点も多くあることがわかりました。

お店の利用者となる僕たちも、大型店舗と小型店舗の楽しみの違いを見つけて、なるべく幅広い場所を利用できると良いですね！

ちなみに来年には諏訪にもイオンモールがオープン予定なのであわせてチェックしてみてください↓

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