御神渡り観察 5日目の様子をまとめてみた!
あけましておめでとうございます。諏訪市で30年ほど生活している私ですが、
定期的に掲載している諏訪市の24年御神渡りのリアルタイム情報を掲載しております。今年も御神渡りの観測が期待されていますが、果たしてどうなるでしょうか?
🌟この記事はこんな方にオススメ
✅諏訪地域の情報を知りたい
✅諏訪湖の御神渡りが気になる
✅諏訪湖の観光をしたい
✅子連れ向けのイベントを知りたい
今回は諏訪地域にお住まいの子連れママさんから「御神渡りの観測の様子を教えてほしい」と情報をいただいたので、その詳細をまとめてみました!
2024年 御神渡り観測 5日目
10日の朝、諏訪市豊田の諏訪湖畔では、前日に初めて観測された岸辺の薄氷がなくなっていました。氏子総代たちは、「これが温暖化なのか」と寂しげな表情を見せました。
水温は前日よりも0.5°下がり、3.1°でしたが、気温は氷点下1.4°と7.1°高かった。
この日は曇りで、湖面が割れてせり上がる御神渡りを認定する八剣神社(諏訪市)の宮坂清宮司
は、「水温は下がったが、気温がまだ十分に低くない。
晴れると気温が下がるのですが」と述べ、空を見上げました。
観測は5日目で、氷を割って結氷を観測するために使う「氷斧」はまだ使われていません。
氷斧を担当する氏子総代の茅野幸則さんは
「しょうがないけど、使う日が楽しみ」と笑顔で話しました。
ちなみに2022年度は観測初日から氷斧を使用するほど氷が張っていたそうだよ!
氷がしっかりと張った日には、氷斧で氷を割った穴に温度計を入れることで、水面下の温度も調べるそうです!
ちなみに過去に御神渡りができなかった年はどれくらいあったのかしら?
御神渡りができない「明けの海」の歴史について
御神渡りが行われなかった年は、「明けの海」として記録されています。
宮坂宮司によれば、578年(1443年の御神渡りは翌年分に含まれます)までの統計では、「明けの海」が63回、行われなかった年が11回で、さらに記録が欠落した年も一つありました。
同神社はこれらの年を合わせて計75回、「明けの海」と判断し、残る503の年では御神渡りが確認されたと結論づけました。
この出現割合は87%に達しています。
宮坂宮司は、「実際に『明けの海』だったかどうか、年代において記載が不確かな場合の判断が難しい」と述べています。
「明けの海」は1843年までの400年間で27回しか記録されていませんが、昭和以降の95年間で39回もの頻度で発生しています。
これについては、温暖化や湖の環境変化が原因とされています。
今年もできなければ2年連続になるから、これまでの歴史で考えれば「明けの海」は珍しいことなんだね!
まとめ:御神渡りの観測5日目。今年は幸先の良くないスタート
今回は諏訪地域の子連れママさんから「御神渡り観測の経過を教えてほしい」とご相談を頂いたので、現在の観測の様子や過去の「明けの海」ついてまとめてみました!
御神渡りが観測できない年「明けの海」は1843年までの400年間中、27回しか記録されていないので珍しい現象でしたが、
近年は地球温暖化も進んでいる影響からか、明けの海の確率が増えてきました。
過去に御神渡りが観測される年になると、諏訪湖周辺に様々な観光客や子連れママさんたちも家族で訪れ、とても賑やかな諏訪湖になるので、御神渡りが開催されて冬の諏訪湖が盛り上がると良いですね!
御神渡りが観測されて、諏訪地域の子連れママさん達がお子さんと諏訪湖を楽しむ機会になれば良いね!
これからも諏訪地域で子連れママさんが楽しめそうな、諏訪地域のホットな情報を発信していきますね!
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