子連れママさんも楽しめる! 冬の名物氏「御神渡り」の観測がスタート!
🌟この記事はこんな方にオススメ
✅諏訪地域の情報を知りたい
✅諏訪湖の御神渡りが気になる
✅諏訪湖の観光をしたい
✅諏訪湖周辺のイベントを知りたい
✅子連れでも楽しめるイベントを知りたい
今回は諏訪地域にお住まいの子連れママさんから「今年も御神渡りの観測が始まったらしい」と情報をいただいたので、その詳細をまとめてみました!
2024年の御神渡り観察がスタート
1月6日、諏訪市の諏訪湖畔では、今シーズン初の御神渡りの観察が始まりました。
朝6時半すぎの天候は晴れで、気温は氷点下1.3度。湖の水温は4.2度で、氷はなく穏やかな波が湖面に広がっていました。
2018年2月以来、御神渡りは現れていません。
諏訪市の八剣神社では、宮坂清宮司が毎朝の観察を始め、今年は例年とは異なる温暖なスタートになったと述べ、「今年こそは御神渡りを見届けたい」と期待を寄せました。
御神渡りとは?
自然の驚異である凍結した湖や沼の氷が堤状に隆起する現象があります。
長野県・諏訪湖の、この現象は広く知られており、昼夜の気温差などによって裂けた氷が高さ30センチから1メートル80センチに達します。
湖を横切るように形成されるため、「御神渡り」と呼ばれ、神が通った跡のようにも見えます。
諏訪湖の伝説によれば、諏訪神社の上社の建御名方神が下社の八坂刀売神に会いに通った道とされています。
1978年に、諏訪湖の御神渡りを検分する特殊な神事「御渡り神事」は、諏訪市無形民俗文化財に指定されました。
諏訪盆地では氷点下の低温が続くと、諏訪湖が凍り、最終的に全面が凍結します。
この全面結氷が24時間以上続く日を「全面結氷日」と呼びます。
全面結氷すると、「からしみ」として知られる低湿低温の気候が広がり、最低気温はしばしば松本を下回ります。
氷厚が約10cmに達すると、氷が収縮と膨張によって生じる亀裂が鞍状に隆起し、御神渡りが発生します。
御神渡りは、諏訪大社の上社から下社へ神様が渡った痕跡から名付けられ、氷が大きな音とともに盛り上がる光景が広がります。
諏訪湖以外でも氷の現象は見られますが、規模が大きいので諏訪湖が特に注目されているらしいよ!
気温変化や季節風、湖の深さや面積、標高などが影響している可能性があり、御神渡りの方向などについては長い間調査・研究が行われていますが、まだ解明されていない部分も多いようです。
近年は、諏訪湖が全面結氷した後の冷え込みが不足しているため、御神渡りの現象も少なくなっています。
2023年までの御神渡りは?
諏訪市の八剱神社の宮坂清宮司は、2023年の「不出現」を宣言し、御神渡りの出現が確認されなかったことを発表しました。
この現象が見られなかった年は「明けの海」と表現され、2019年から5年連続となります。
立春の朝、湖畔の気温は早朝にもかかわらず零下3.8度。約50人の観光客も含め、観察に訪れました。
湖岸では約6センチの厚い氷が張り、氷上でも観察が行われましたが、沖では波が立ち、鳥が泳いでいました。
今季の湖面観察は1月6日の小寒から始まり、毎朝宮坂宮司と総代ら十数人が午前6時すぎに集まり、気温や水温、氷の厚さなどを観測していました。
同月中旬には気温が3日続きで零下にならないという異例の事態が発生し、宮坂宮司も「これまでに経験のないこと」と述べました。
一方、同月下旬には「10年に一度」と言われる大寒波が訪れ、何度か全面結氷が見られました。
この大寒波に5年ぶりの御神渡りも期待されましたが、冷え込みが続かず、結氷と解氷が繰り返されました。
氷を割るための「氷斧」の使用も少なかったとのことです。
従来は当たり前だった御神渡りも、近年は「明けの海」が急増し、温暖化の影響が指摘されています。
平成以降、御神渡りが現れたのはわずか9回であり、最後の出現は2018年でした。
ただし、立春以降に御神渡りが現れた年も過去に存在します。
1982年は2月7日、1975年は同11日、1968年は同13日といった記録があります。
宮坂宮司らは引き続き観察を行いますが、「今年はこれ以上の結氷は難しい」との判断を示しました。
御神渡りは2018年から観測できていないんだね💦
御神渡り鑑賞時の注意点
ここからは御神渡りが観測できた際の注意点についてまとめてみたよ!
御神渡りに行けそうなら、子供を危険に合わせないためにも今の内から抑えておくことが重要かもね!
諏訪湖は温泉や天然ガスが湧き出る場所があり、そのため一部の地域では氷が薄くなっています。
氷の厚さや強さにはばらつきがあり、状態も日々変わるため、諏訪湖の氷上への立ち入りは非常に危険です。
地元の住民や観光客の皆様には、慎重に行動し、氷上に立ち入らないよう注意していただきたいです。
氷が割れてしまうと、冷たい水に落ちることがあり、その際の救助は非常に困難で生命の危険が伴います。
諏訪湖周辺の道路は通常混雑しているため、路上駐車や近隣への駐車は絶対に避け、周辺の安全に配慮してください。
御神渡りの神事や漁師の氷上へのアクセスは、古くからの伝統と経験に裏打ちされています。
過去には氷が割れて落水する事故や、氷上での転倒による負傷事故も発生しています。
湖岸に打ち寄せられた氷の上に登ることや、お子様を立たせて写真を撮影することも危険です。
安全な場所から景色を楽しむためには、マナーを守りましょう。
まとめ:御神渡りが観測されれば冬の諏訪湖も盛り上がりそう
今回は諏訪地域の子連れママさんから「2024年の御神渡りの観測が始まったらしい」とご相談を頂いたので、その詳細や過去の御神渡りについてまとめてみました!
2018年から観測がされていない御神渡りですが、2024年は暖かいこともあり、寒暖の差によって御神渡りが観測できる可能性もありそうです!
過去に御神渡りが観測された年は、諏訪湖周辺に様々な観光客や子連れママさんたちも、家族で訪れてとても賑やかな冬の諏訪湖になりました!
冬はイベントも少ないけど御神渡りが観測されて、子連れママさん達がお子さんと諏訪湖を楽しむ機会になれば良いね!
これからも諏訪地域で子連れママさんが楽しめそうな、諏訪地域のホットな情報を発信していきますね!
コメント