御神渡りのこれまでの経過について
🌟この記事はこんな方にオススメ
✅諏訪地域の情報を知りたい
✅諏訪湖の御神渡りが気になる
✅諏訪湖の観光をしたい
✅諏訪湖周辺のイベントを知りたい
今回は諏訪地域にお住まいの子連れママさんから
「御神渡りのこれまでのデータを知りたい」とご相談をいただいたので、その詳細をまとめてみました!
最初に:2024年の御神渡りも話題に
今年も御神渡りが現れるかどうかが注目されています。
厳冬期に入り、長野県内で諏訪湖で凍った氷が割れてせり上がる光景が話題です。
最後に御神渡りが出現したのは2018年であり、地球温暖化の影響か、過去5年間は「明けの海」が続いています。
そこで、御神渡りの半世紀にわたる1月1日から2月15日までの2300日分の最低気温データを集計し、まとめてみました。
直近10年で御神渡りが1回しか出現しなかったことと、過去の結果を比較すると、明確な差が浮かび上がることがわかったので、ここからは過去の結果についてまとめていこうと思います。
半世紀で御神渡りが出現したのは21回
半世紀にわたる1974年から2023年までの期間において、御神渡りが21回出現しました。
この期間を前半と後半に分けると、1998年までの前半では14回の出現があり、後半の近年では7回の出現が確認されています。
近年になるにつれ、御神渡りの出現は減少傾向にあるようです。
1980年代の中頃までは氷点下10℃が多かった
1974年から1986年までの御神渡り出現年において、氷点下10℃前後の日が多く見られました。
特に1974年、1977年、1981年、1984年などは、連続して氷点下が続き、さらに氷点下10度前後より寒い日が数日にわたって続いていたことが確認されます。
明けの海が見られたのは1979年だけでした。
しかし、1980年代後半からは傾向がわずかに変化し始めました。
1990年ごろから明けの海が多く
1987年から4年間は御神渡りが現れませんでした。
その後、明けの海の出現が増加しました。
年により増減はありますが、氷点下10度未満の日数が減少しています。
御神渡りが出現した年でも、厳しい寒さの割合が徐々に減少しており、全体的に気温が上がり、氷点下10度前後までの冷え込みが減少している傾向が見られます。
例外的なのは2001年で、厳しい寒さが続いていたが明けの海となりました。
これは全面結氷後に降った大雪が影響していたと考えられています。
2020年は最低気温0度以上が12日
過去10年間は、御神渡りが2018年に1回のみ出現し、寒冷な日が減少している傾向が顕著です。
1970年や1980年代と比較すると、寒冷な日が続く連続日数も減っています。
氷点下5度以上0度未満を示す日が増え、御神渡り出現年では最低気温が氷点下10度未満が平均11.0日だったのに対し、直近10年は同1.6日と9.4日減少しています。
14年、19年から21年まではゼロでした。
対照的に、氷点下5度以上0度未満は、御神渡り出現年が同11.5日だったのに対し、直近10年は同19.6日と8.1日増加しています。
2020年(19〜20年の冬季)は記録的な暖冬で、最低気温が0度以上の日が12日と突出しています。
昔に比べて温かくなる日が増えているんだね!
まとめ:御神渡りの出現回数は年々減っている
今回は諏訪地域の子連れママさんから「御神渡りのこれまでの経過について知りたい」とご相談を頂いたので、過去の様子についてまとめてみました!
2024年1月〜3月の3か月予報を発表し、関東甲信地方を含む長野県の平均気温が平年より高くなると予測しています。
そんな中でも、信州では逆風の状況で厳冬期が訪れ、御神渡りの出現があるのではないかと注目されています。
まずは御神渡りの前段階である「全面結氷」がいつ現れるか、報告が期待されています!
諏訪地域にお住まいの子連れママさんも、御神渡りの経過についてはきになると思うので、今後も状況が分かり次第、まとめていきたいと思います!
全面結氷が現れれば、諏訪地域の子連れママさんもお子さんと御神渡りを楽しむ準備をして良いかもね!
これからも諏訪地域で子連れママさんが楽しめそうな、諏訪地域のホットな情報を発信していきますね!
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