便利すぎる! 松本佐久連絡道路とは?
🌟この記事はこんな方にオススメ
✅松本地域の最新情報が気になる
✅松本の交通情報が気になる
✅254号のバイパスについて知りたい
今回は諏訪地域の子連れママさんから、福井〜茨城が最短距離になる「松本佐久連絡道路」について知りたいとご相談をもらったので、その詳細についてまとめてみました!
松本佐久連絡道路とは?
国土交通省の「構想路線」の計画となっている長野県を東西に結ぶ国道254号のバイパスとなる道路です。
松本市からまっすぐ東進し、山岳区間を抜けて立科町を経由し、佐久市へ至る道路となります!
現在、松本から上信越道で高崎・栃木・東北道方面へ行こうとすると、わざわざ長野市まで北へ大回りする必要があります。
しかし、松本佐久道が実現すれば、高崎方面への「最短移動」が実現します。
さらに福井県福井市から岐阜県郡上市、高山市を経て、松本市までほぼ最短距離でつなぐ「中部縦貫道」も整備中です。
福井市~東海北陸道~高山市が「信号ゼロ&峠越えゼロ」でつながるのも時間の問題で、そこから上高地へ至る区間も、徐々に事業が進行中です。また松本市内でも事業が少しずつ進展しています。
もしこのプロジェクトが実現すれば「福井~高山~松本~高崎~栃木~水戸」という、日本海側と太平洋側をまっすぐ東西につなぐ大規模なネットワークが完成することになります。
たとえば北陸新幹線で高崎~福井を移動する場合、長野・糸魚川経由で約420km走ることになります。
しかし中部縦貫道・松本佐久道・上信越道だと約300km。
100km以上も近い通路になるんだね!
松本佐久連絡道路の進捗について
進捗に関する最近の動向ですが、1997年に結成された建設促進期成同盟会は、国に対して粘り強く要望活動を続けています。
2023年11月には国土交通省の事務次官と直接面談し、要望書を手渡したほか、国会議員にも要望を行っています。
具体的な進展が見られるとすれば、
まず国土交通省が「計画段階評価」を開始することになります。
これは概略ルートを決定するためのプロセスであり、概略ルートが決まれば都市計画決定と環境アセスメントの手続きが進行し、これが完了すると事業化の段階に進むことになります。
また、国土交通省は年度初めに予算概要で「この道路について、検討を進めます」といった表現をよく使います。
これに記載されると、何らかの具体的な動きが始まる兆しとなります。
例えば、「鹿行南部地域への高規格道路アクセス」に関しても、
長い間「検討を進めます」という状態が続いていましたが、2024年6月にようやく「計画段階評価」の開始が正式に発表されました。
しかし、残念ながら「松本佐久連絡道路」に関しては、いまだにそのような記述は見られません。
その理由として、同じ長野県内では、山梨県北杜市から佐久市の上信越道までを結ぶ「中部横断道」の全通計画が動き出したばかりであることが挙げられます。
中部横断道は、静岡から甲府までが全通したばかりで、次は上信越道までをつなぎ、静岡・長野・高崎を結ぶ短絡ネットワークが完成していく予定です。
この計画が一段落すれば、松本佐久連絡道路の具体的な話が進むかもしれないね!
まとめ:構想が実現すれば便利すぎる松本佐久連絡道路!
今回は諏訪地域の子連れママさんから「松本佐久連絡道路について知りたい」とご相談があったので、その詳細についてまとめてみました!
松本を含んだ「福井~高山~松本~高崎~栃木~水戸」という、日本海側と太平洋側をまっすぐ東西につなぐこの構想が実現化されれば、福井〜茨城間が100kmも短縮されるということで、
松本〜佐久へのアクセスも相当便利になりそうですね!
これからも諏訪地域で子連れママさんが楽しめそうな、諏訪地域のホットな情報を発信していきますね!
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